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JAL エアバスA350-1000のビジネスクラス搭乗記をブログ紹介

JAL エアバスA350-1000のビジネスクラス搭乗記
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

先日A350-1000のビジネスクラスに搭乗しました。

ビジネスクラスに乗った感想とプレミアムエコノミークラスの様子を見たので違いを紹介します。

JAL エアバスA350-1000の料金・平均価格

ファーストクラス200万円
ビジネスクラス70万円
プレミアムエコノミー30万円

ニューヨーク片道の平均価格です。TBSの番組「週刊さんまとマツコ」にて紹介されていた、ニューヨーク片道の平均価格です。

最新情報はJALのホームページをご参照ください。

JAL エアバスA350-1000のビジネスクラスの座席情報

席数(X35)

総座席数239
ファーストクラス6
ビジネスクラス54
プレミアムエコノミークラス24
エコノミークラス155

エアバスA350-900 X11の席数

A350-900は主にJALの国内線で使用されています。

総座席数369
ファーストクラス12
クラスJ94
普通席263

A350-900の全長は66.8mです。A350-1000の全長は73.79mです。

A350-1000の方が大きいですが席数は少なくなるので、ゆったりとした空間になりますね。

混雑度

行きと帰りの両方ともに満席でした。

ビジネスクラスの席

JALらしく白い壁に赤い席です。

エアバスA350-1000のビジネスクラス

席の配置

横は4席です。(窓際1席+中2席+窓際1席)

中2席
エアバスA350-1000のビジネスクラス

パーティションを開けることも閉めることもできます。

エアバスA350-1000のビジネスクラス

シート幅と長さ

アームレスト(ひじ掛け)の間は約56cm。足の方の幅も同じぐらいの幅でした。

ベッドにした時の長さは約198cm。十分な長さですね。

マツコでも座れるサイズ感でした。

プレミアムエコノミークラス
エアバスA350-1000のプレエコ

アームレスト(ひじ掛け)の間は約48cmです。

マツコの場合座れるけど、無理やりのサイズ感でした。

リクライニング

エアバスA350-1000のビジネスクラス

背もたれを後ろに倒すタイプではなく、背もたれと座面が前にスライドして倒れるバックシェル式のリクライニングです。

背もたれを後ろに倒すタイプのリクライニングだと後ろの席の距離が短くなります。バックシェル式の場合は後ろ側は固定されているので、後ろの人に迷惑をかけることはありません。(プレミアムエコノミークラスもバックシェル式です)

上は座りやすいようにリクライニングさせた時の画像です。

(画像だとリクライニングされているのがわかりづらいですね…)

角度はフルフラット
エアバスA350-1000のビジネスクラス

フルフラットです。足の方も座っている部分と同じ幅ぐらいでした。

寝返りもできて広さを感じました。

長い時間すわっていると足がむくみますよね。足を高くして休めるので楽でした。プレミアムエコノミークラスはフルフラットではありませんが、電動レッグレスト(足置き場)は水平まであがります。

モニター(テレビ)

エアバスA350-1000のビジネスクラス

4Kの24インチモニター。映画やフライト情報を見てゆったりとくつろげました。

その他設備

テーブル

エアバスA350-1000のビジネスクラスのテーブル

操作はすこし難しかったです。何回かためして引き出すことができました。

引きだす時

ロックを解除して、まっすぐ前方に出してから席にむかって回転させます。

しまう時

手前に引きよせ、ななめにスライドさせます。そのあとに回転させてから戻します。

しまう時は難しかったです。最初に手前(自分側)に引きよせるのがポイントでした。

ヘッドホン

Audio-Technicaと共同開発したノイズキャンセリング付きヘッドホンでした。

スピーカー

エアバスA350-1000のビジネスクラス

世界初の座席内蔵スピーカー。頭の横の部分はメッシュになっていて、スピーカーがついていました。

まくらの横を曲げてスピーカーを耳に近づけられます。

これがよかったです!!

寝ながらヘッドホンをつけていると、コードがじゃまだったりするんですけど、そのようなこともなく、ストレスを感じずに使用できました。

ボリュームを最大にしても、席の間隔が広いので周りの人に迷惑をかけることがありません。

クローゼット

エアバスA350-1000のビジネスクラスのクローゼット

モニターの横のとびらをスライドさせるとハンガーがでてきました。

ジャケットをかけられるのがよかったです。

クローゼットは奥行きが浅いので、ダウンジャケットなどの分厚い服の場合には上の荷物棚(客室収納棚)に置いたほうがいいと思いました。

客室収納棚は電動アシストつきなので楽に操作できました。

収納

エアバスA350-1000のビジネスクラスの収納

ベッドにした時に足を置く場所の下に収納スペース。

機内持ち込みのスーツケースが入るのでとても楽でした。

上の画像、明るい部分がベッドにした時に足をおく場所です。

下の床部分に荷物をしまいました。

シューズボックス・靴入れ

エアバスA350-1000のビジネスクラスの靴入れ

席にすわるとスリッパを使うことがほとんどです。靴がじゃまになるので、靴入れは便利でした。

プライバシードア

入口はしめることが出来るので個室になります。

読書灯/照明

エアバスA350-1000のビジネスクラス

おしゃれなデザインの照明でした。

通常の照明と読書灯の設定ができました。他には足元照明がありました。

シートコントローラー(操作ボタン)

エアバスA350-1000のビジネスクラス

読書灯や足元照明、リクライニング、フルフラット、客室乗務員の呼び出しなどができます。

アメニティ

アメニティグッズ

エアバスA350-1000のビジネスクラスのアメニティ

JALオリジナルのHERALBONY(ヘラボニー)のアメニティグッズケースでした。

中はつぎのとおりでした。

  • ポケットティッシュ
  • 歯ブラシ
  • 耳栓
  • アイマスク
  • スマートホンスタンド
  • USB充電ケーブル(ホームページ上では終了と記載されていました)
  • アメニティグッズケースの作品紹介

HERALBONYは障害をもったアーティストが描いた作品です。

その他

ミネラルウォーター
ベッドパッド
掛け布団
クッション
蒸気でアイマスク

帰りの便にありました。

スリッパ
エアバスA350-1000のビジネスクラスのスリッパ

靴ベラ付きでした。とても履きやすく気にいったので持ち帰りしました。

高級ホテルに宿泊しましたが、部屋ではビジネスクラスのスリッパを使用していました。

リラクシングウェア(パジャマ)
エアバスA350-1000のビジネスクラスのパジャマ

タオルメーカーのUCHINOとJALの共同開発されたリラクシングウェアです。

1種類でフリーリサイズでした。

コットン100%の薄くて軽いリラクシングウェア。頭からかぶるプルオーバーでした。

大きめのワンピースでひざ下までの長さがありました。

着心地がよく気に入りました。

ビジネスクラスではリラクシングウェアは貸し出しなので持ち帰りはできません。

A350-1000 ビジネスクラスの食事

和食のコースメニュー

小鉢・お通し

エアバスA350-1000のビジネスクラスの食事

トマトピューレのようなペースト状の小鉢とナッツ、グリッシーニでした。

トマトの味がしっかりとしていてよかったです。

和食と洋食で共通でした。

冬の前菜盛り合わせ

エアバスA350-1000のビジネスクラスの和食

画像の左上です。

  • サーモン塩焼き 漉し梅(こしうめ)
  • 帆立おかき揚げ
  • 長芋醤油漬け
  • 辛子菜の花
  • 赤蒟蒻 椎茸

右上です。

  • 金目鯛
  • 玉葱 パプリカ二色
  • 土佐酢

左下です。

  • 煮込鮑
  • 大根吹き
  • 銀餡 柚子

真ん中の下です。

  • ずわい蟹
  • カリフラワー煮込み

右下です。

  • 鴨団子 春菊
  • 醤油餡
  • 山椒

長芋醤油漬けはシャキシャキした食感が好み。大根吹きには柚子がのり香りがよかったです。

ずわい蟹や金目鯛は普通でしたが、悪くはなかったです。

前菜はすべて冷製でした。

台の物

エアバスA350-1000のビジネスクラスの和食
  • 銀鱈漬焼き 法蓮草
  • 蓮の〆カレー
  • 鶏唐揚げ 五目餡
  • ご飯
  • 味噌汁(あおさ海苔 葱)
  • 香の物(白菜 胡瓜 昆布煮)

銀鱈はいい感じにふっくら。鶏唐揚げ 五目餡は具材もおおくよかったです。

竹皮につつまれたご飯は釜で炊いたような感じで美味しかったです。

前菜を食べた時は「機内食なので、こんなもんかぁ」と思いました。

台の物は期待以上でよかったです。

甘味

エアバスA350-1000のビジネスクラスの食事
  • 黄な粉のババロワ 求肥(ぎゅうひ)
  • 緑茶

黄な粉の味が濃厚でした。

洋食のコースメニュー

ツレが食べていましたので画像にて紹介します。

オードブル

エアバスA350-1000のビジネスクラスの食事
  • 帆立、蟹、甘えびのサラダ
  • 金柑のヴィネグレットと豆腐入りサワークリーム

メゾンカイザー製ブレッド

  • フィグレザンカンパーニュ
  • エルブドプロバンスのチャバタ

メインディッシュ

エアバスA350-1000のビジネスクラスの食事
  • 牛フィレステーキ クラッシックデミグラスソース 冬の野菜たち

または

  • 鱈のグラチネ 黒トリュフ仕立て
  • ブールブランソースのフェットチーネ さつまいも添え

デザート

  • 苺と白胡麻のムース

アラカルト

日本発の路線だけのメニュー

JAL特製「ソラノイロ」ゆず香る中華そば
エアバスA350-1000のビジネスクラスの食事

東京駅の「ソラノイロ ニッポン」にて食べた時に、健康に気をつかったメニューで美味しかった思い出があります。

中華そばはシンプルでさっぱりしたやさしい味わいでした。

ソイ竜田とグリル野菜のサラダ 植物由来のシーザードレッシング

エアバスA350-1000のビジネスクラスの食事

具材が多めなのがよかったです。体調が悪くなったので、味のコメントはありません…

フミコの和食

エアバスA350-1000のビジネスクラスの和食
台の物
  • 鯛の昆布締め 胡麻のたれ
  • 赤かぶ
  • ケールのポテトサラダ
  • ほうれん草の胡麻和え
  • れんこんの甘酢漬け
  • 大根の浅漬け
  • ご飯
お椀
  • 味噌汁(長葱)
小鉢
  • 茶碗蒸し えのきと舞茸餡

三ツ星レストラン「アルページュ」の副料理長をつとめた狐野 扶実子さん監修のメニューです。

ツレが食べたので画像だけです。

美味しかったそうです。

その他 アラカルトのメニュー

  • フミコの洋食
  • 新枡屋監修 米澤駅弁 牛肉どまん中
  • 焦がしガーリック香るトマトソースのショートパスタ
  • カレーハウスリオ監修 キーマカレー
  • 三元豚のカツサンド
  • たまごサンド
  • 各種チーズの盛り合わせ ~ワインと共に~
  • フレッシュフルーツ
  • ハーゲンダッツ アイスクリーム

ビジネスクラスのトイレ

アメニティ

エアバスA350-1000のビジネスクラスのアメニティ

歯ブラシとハンドソープ、ミスト状化粧水、ハンドクリーム、泡消毒液、洗口液(モンダミン)などが置いてありました。

化粧水とハンドクリームはイギリスのフレグランスブランド「ミラーハリス」のでした。

香りは「ティートニック」。シトラス系のさわやかな香りでした。

ファーストクラスのトイレのアメニティ

エアバスA350-1000のファーストクラスのアメニティ

クレ・ド・ポー ボーテのオイル状美容液「ユイルレパラトゥリス」や乳液「エマルションアンタンシヴ」がありました。

間違えてファーストクラスのトイレを利用していまいました…

そのときにアメニティが豪華でおどろきました。

ウオシュレット・シャワートイレ

対応していました。

JALのエアバスA350-1000 プレミアムエコノミーなどの席の画像

プレエコ

エアバスA350-1000のプレエコ

横8席です。(窓際2+中4席+窓際2席)

シート幅は約48cm。バックシェル式のリクライニングです。

電動レッグレスト(足置き場)は水平まであがります。

エアバスA350-1000のプレエコ

背もたれと座面が前にスライドして倒れるバックシェル式のリクライニングです。

バックシェル式なので、後ろの席に前の座席が倒れてくることはありません。

エコノミークラス

エアバスA350-1000のエコノミークラス

2024年「ワールド・エアライン・アワード」にて世界で最も優れているエコノミークラスシートに選出されています。

JALのエアバスA350-1000 その他情報

開始時期

2024年1月24日に羽田 – ニューヨーク(JFK)線が開始されました。

JALのエアバスA350-1000の路線

  • 羽田 – ニューヨーク
  • 羽田 – ダラス・フォートワース
  • 羽田 – ロンドン
  • 羽田 – シンガポール(2025年2月12日~3月29日の期間限定
  • 羽田 – パリ(2025年5月から開始予定)

開始された順に記載しました。

エンジン

ロールス・ロイス

直径約3mのロールス・ロイス社製のエンジンです。

同じくロールス・ロイス社製エンジンのA350-900と比べた場合、A350-1000は新しい高温タービン技術などにより推力が向上したそうです。

ロールス・ロイスに乗った時には車内はとても静かでエンジンの音は気になりませんでした。

ダラスについた後の乗り継ぎ

今回行きはダラス経由でメキシコのカンクンに向かいました。

カンクン行きの飛行機が約1時間遅れたため、ラウンジを利用。

 

ダラス・フォートワース国際空港の掲示板にはJALのラウンジ案内がありましたが、見当たりませんでした。(JALのラウンジ無くなりました)

JALのビジネスクラスのチケットを見せたら乗り継ぎでアメリカン航空フラッグシップラウンジを利用できたので紹介します。

アメリカン航空のフラッグシップラウンジ

ダラスのフラッグシップラウンジ

シャンパンやワインなどのお酒飲み放題とビュッフェがあるラウンジです。

味噌汁やラーメン、サラダ、ベーコンなどがありました。

ダラスのフラッグシップラウンジ

上の画像、左のお皿はライブキッチンにて具材を選べるオムレツです。

右のお皿はパンザネッラサラダ(パンを使ったサラダ)と地中海風キッシュです。

ダラス・フォートワース国際空港にあるJALのラウンジ

アメリカン航空のラウンジを利用できます。

ラウンジ名利用条件
アドミラルズクラブラウンジJMBダイヤモンド,JGCプレミア,JMBサファイア,JALグローバルクラブ,ファーストクラス,ビジネスクラス,プレミアムエコノミークラス,エコノミークラス(Flex Y運賃)
フラッグシップラウンジJMBダイヤモンド,JGCプレミア,JMBサファイア,JALグローバルクラブ,ファーストクラス,ビジネスクラス

ニューヨークにてJALのエアバスA350-1000へ乗り継ぎ

メキシコのカンクンからにニューヨーク経由にて羽田へ帰りました。

帰りもエアバスA350-1000でした。

 

JALのビジネスクラスのチケットにてラウンジを利用できました。

(帰りは事前にラウンジ利用できることを調べました)

JALのエアバスA350-1000の外観

JALのエアバスA350-1000

GREENWICH LOUNGEからの撮影です。

アメリカン航空のGREENWICH LOUNGE(グリニッジラウンジ)

ニューヨークのグリニッジラウンジ

ビールやシャンパン、ワインなどのお酒飲み放題とビュッフェがあるラウンジです。

The Tasting Roomではクラフトビールの飲み比べができました。

ニューヨークのグリニッジラウンジ

上の画像の料理はブロッコリーのローストとサラミ、プロシュート、ほうれん草とアーティチョークのディップ、フムスです。

「ほうれん草とアーティチョークのディップ」は味濃いめでしたがつまみになりました。

プロシュートはカピカピでした…

フムスはなめらかな口あたりでよかったです。

ジョン・F・ケネディ国際空港にあるJALのラウンジ

アメリカン航空のラウンジを利用できます。

ラウンジ名利用条件
アドミラルズクラブラウンジJMBダイヤモンド,JGCプレミア,JMBサファイア,JALグローバルクラブ,ファーストクラス,ビジネスクラス,プレミアムエコノミークラス,エコノミークラス(Flex Y運賃)
グリニッジラウンジJMBダイヤモンド,JGCプレミア,JMBサファイア,JALグローバルクラブ,ファーストクラス,ビジネスクラス
ソーホーラウンジJMBダイヤモンド,JGCプレミア,ファーストクラス

JAL エアバスA350-1000のビジネスクラスの情報まとめ

路線

羽田 – ニューヨーク,

羽田 – ダラス・フォートワース,

羽田 – ロンドン,羽田 – パリ(2025年5月から開始予定)

料金・価格70万円(ニューヨーク片道の平均価格),プレミアムエコノミークラス30万円
配列横は4席です。(窓際1席+中2席+窓際1席),プレミアムエコノミークラスは横8席です。(窓際2+中4席+窓際2席)
シート幅約56cm,プレミアムエコノミークラス約48cm
リクライニングフルフラット(プレミアムエコノミークラスはフルフラットではありません)
アメニティグッズポケットティッシュ,歯ブラシ,耳栓,アイマスク,スマートフォンスタンド,アメニティグッズケースの作品紹介
トイレのアメニティ歯ブラシとハンドソープ、ミスト状化粧水、ハンドクリーム、泡消毒液、洗口液など
食事の種類和食のコース,洋食のコース,アラカルト

感想

エアバスA350-1000は長い距離にて採用されていますね。

長い時間飛行機にのる場合にはフルフラットになるビジネスクラスがいいと思いました。

値段はお高めですが、またお金をためてのりたいと思いました。

 

それでは、また